霊能者とは

霊能者とは、常人にはない霊能力を発揮して、物理次元を超越するような奇跡を起こすことができる人々です。彼等は例えば、通常の状態では知ることのできない事象を霊視や霊感、透視などの能力によって知ることができます。特定の人物の思考や心情を正確に読み取ったり、未来に起きることを予知したりすることもできます。さらに祈祷術や呪術などを修めた霊能者になると、現実の状況に劇的な変化を与え、人の願望を人為的に成就させることも可能です。

霊能者の中には先天的な霊能者と後天的な霊能者がいます。前者は生まれながらに並外れて霊感が鋭かったり、霊が見えたり、未来のビジョンを幻視することができる能力を保持していた人々。また後者は密教や修験道、イタコ（霊媒）への弟子入り、古神道などの霊的修行を経て霊的感覚や超能力に目覚めた人々です。また変わったところでは、臨死体験を経て霊能力が突然備わったという人もいます。

電話占いにおける霊能者像

電話占いでお客さんを鑑定する霊能者には色々なタイプがいます。霊能鑑定を専業としているプロの霊能者、専業ではないが人の求めに応じて相談に乗る副業的な霊能者、サラリーマン（サラリーウーマン）や主婦として日常生活を送りながら空いた時間を使って電話占いに従事している霊能者など、その立場は様々です。肝腎の霊能力の高さですが、プロ霊能者だから高い、アマチュア霊能者は低いといった単純な区別はできません。こればかりは個人個人の資質の差としか言いようがなく、例えば見かけは普通の主婦であっても、何十年も修行を重ねてきたプロ霊能者を凌駕する高い霊能力を持っている人などもざらにいます。

霊能鑑定を専門とする電話占い会社では、常に新しい霊能者の人材を募集していますが、霊能力自体が非常に稀少な才能であるということもあり、なかなか思うように人が集まらないというのが現状のようです。そのため余り能力の高くない人まで採用してしまい、結果的にはその電話占い会社の評判を落とすことにもなりがちです。

残念なことですが、本当に能力の高い霊能者を揃えている電話占い会社というのは業界全体の一握りだけです。霊能相談を利用する側としては、その一握りの優良な電話占い会社をいかにして見つけるか、ということが重要になってきます。

管理人の知り合いに、某大手電話占い会社に所属している女性霊能者がいます。彼女は生まれながらの強い霊感体質で、十代の終わりから二十代の前半にかけて有名な霊能者の下で修行し、自分の能力をコントロールする術を学びました。現在は結婚して一児の母となっていますが、家事の空き時間を見つけて電話占いの業務をしています。元々、自分から電話占い会社に応募したわけではなく、その能力の高さを噂に聞いた会社スタッフの方から「専属霊能者」として働いてくれないかというオファーがあったそうなので、かなりの実力の持ち主であることが分かります。管理人も何度かプライベートで鑑定を受けましたが、その的中率は凄まじいものでした。霊能者の業界で密かに噂になっていたのも頷けます。

この女性霊能者は霊視が非常に得意で、鑑定の際には相談者の話を聞く前にその相談者自身の運気の状態や置かれている状況について話をするそうです。その話の内容には、まさに相談者が相談しようと思っていた問題や悩みについてのことも含まれているので、大抵の場合は非常に驚かれると言っていました。

彼女にとってこうした鑑定の方法は、相談者の心を掴み、その信頼を得るためにやっているそうです。初めて相談する側は彼女が本物の霊能力の持ち主かどうかが分からない訳ですから、最初にその的中率の高さを示して上げれば当然、信用してもらえます。

ただ、相当高度な霊能力がなければ、相談者が説明をする前にその悩み事の内容まで当ててしまうというような芸当はとてもできません。ただ、驚いたことに彼女が所属している電話占い会社の先生たちの大半は皆、同じようなことができるそうです。その会社は「何も聞かずに全てを当てる」ということをモットーにしており、宣伝のキャッチコピーでも必ずそのことが書かれています。まさに宣伝に偽りなし、の優良な電話占い会社と言えるでしょう。

もしあなたが電話鑑定を受けたとき、対応した霊能者が本物かどうかを見分けるために、この方法を試してみてはいかがでしょうか。つまり、こちらからは余計な事は何も言わず、霊能者があなたが悩んでいる事や抱えている問題自体を指摘できるかどうかを試してみるのです。もし、相手が当てられないようならすぐに電話を切ってしまっても良いと思います。基本鑑定料はかかってしまうのは少し痛いですが、当たらない霊能者に何を相談しても時間の無駄です。少なくとも会社側で設定された基本鑑定時間だけはオーバーしないようにしましょう。

この方法は本物の霊能者かどうかを選別する上でかなり有効な手段です。